3月26日 交通費350円 食事代510円 入場料450円 ホテル代900円
昨日、ホテルの人にワット・プー見学に行きたいと言うと、即座に車チャーターで、
アメリカドルで50ドルと言ってきた。
ローカルバスで行くと言ったら、乗り合いバスは朝のうちだけで、午後にはパクセー
に戻る手段がない、と言っているが…。まあ何とかなるだろう!
本日は、予定通りローカルバスで行くことにする。朝7時30分にバス乗り場に着くと、
すでに外人さんが3名乗車している。その後から、地元の人たちが買求めた野菜だ、
魚だ、生きた鶏だ、次から次と荷台に担ぎ上げられる。結局、出発したのは2時間後。
乗車している人は30人、人に負けないくらいの荷物も積み込まれている。車はパンパ
ンで積載オーバーどころでない。
出発から1時間は、身動きできない、尻は痛くなる、我慢の時間だった。その先は、
降りる人や荷物が減り、身体を動かすことが出来てほっとした。
ワット・プーは、11世紀頃に建築されたヒンドゥー寺院の遺跡。ガイドブックを持って
いないので詳しいことは書けないが、見学した感想は、遺跡は全体的に崩れて、草
に覆われ、山の上から全体を見れば、それなりの規模の遺跡群に見えた。現在、修
復作業が進められているが、見た感じでは数十年では修復完了とはいかないようだ。
見学を終えて。昼飯を食べ終えて。さてどうやってパクセーに戻るか?店のおやじに
乗合バスはあるか聞くと、やはり朝だけのようだ。さてさて、困った!
30分もすると小型の乗り合いバスが来た。パクセーの手前までなら行くというので、
とりあえず乗車して終点まで行くことにした。まだ、ここからパクセーまで28キロあ
るようだ。近くの店で牛乳をもらって、パクセーまでのバスはあるか尋ねると、やはり
パクセー行きのバスはない。
あと、残された手段は、ヒッチハイクしかない。それにしても、車が通る回数が少な
い、10分に5台くらい。炎天下の中、手を挙げて車を停めようとするが、なかなか
停まってくれない。大体が荷台にもたくさんの人が乗っているので、乗せる余裕が
ないようだ。10分、20分、 30 分、1 時間と経過するが停まってくれない。ペットボトル
の水はお湯になり、私は汗だくだ。それでも粘った甲斐があり1時間30分後に、一台の
トラックに拾われた。助かった…!
40分後に無事に、パクセーの街に帰ることができた。別れ際に、3万キープ(330円)を渡
そうとしたが、頑なに受取らなかった。見ず知らずの日本人に親切にしてくれて有難う!
竹ちゃん
返信削除楽しそうですね。
読んでいる私も一緒に旅をしているようで、
楽しくなってきます。
体に気をつけて旅をお続け下さい。
シンさん