8月18日
6時起床。ホテル前で客待ちしているリキシャーに、100タカを40タカ(50円)に値切り、船着場であるショドル・ガットに向かう。
道路は車やリキシャーが溢れているのでなかなか進まない。大きな鉈で肉を切り分けている店、果物を行儀よく並べている店、道端に野菜を並べて商売している人、揚げパンの店、それらを買い求める人たちの声で雑踏としている。
さらに進むとオールヌードの女性が歩いている。気がふれているようだ。洗ったことはないのだろう髪の毛はバリバリで体も汚れている。体の線は崩れていないし、顔立ちもいい、30から40歳というところだろう。
30分でショドル・ガットに到着。知らずに船着場の中に入ると男が飛んできて入場料が要ると教えてくれる。
桟橋を散策するも河の汚れがひどく、ゴミが浮かび、臭いもする。
船頭がしつこく港を遊覧しないかと持ちかけてくるので値段を聞くと500タカ(600円)という。無視していると200タカでどうだと言ってくるが断り、船着き場の端から端まで船を見て歩く。
大小さまざまな船がたくさん停泊していて、今にも沈みそうな船も何艘も停泊している。大きな船は、バングラデシュ各地の都市へ、小船は対岸への渡し舟で何艘も客待ちをしている。
5人の地元の人が乗っている小舟の船頭に、対岸まで乗らないかと誘われたので、乗せてもらうことにする。
河と言っても船着場から対岸まで3~400メートルはある。はるか沖は海そのもので、風があるので波が高く沈みそうになりながら15分で対岸に到着する。5人は下船し私はそのまま引き返すことにする。
事前に料金をたずねると20タカと聞こえた。しかし、もとの船着場に着くと彼は100タカを請求してきた。往復で40タカしか払わないと言っても100タカと譲らない。片道20タカ、帰りは1人なので80タカでトータル100タカだと言い張る。あまりのことに近くの人たちに仲裁に入ってもらい、50タカで決着した。
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